はぁ~あ。看護師の職場ってブラック病院ばかり。
ホワイト病院なんて存在するのかな?
看護師が働きやすい環境の病院もあるし、患者さんのことを考えてる看護師だっているよ。
だけどブラック病院とホワイト病院をどうやって見分けたらいいのか分からないよね?
看護師として成長できるホワイト病院に就職したい!
信頼できる看護師や医師と一緒に働きたい!
ブラック病院はもう限界!
患者さんも職員も大事に扱ってくれるホワイト病院で働きたいです!
病院ってどこもかしこもブラックばかり。
先輩や周りに相談してみても「どこも同じだよ。」と言われてあきらめている看護師もいるかもしれません。
だけどホワイト病院だって存在するのは確か。
看護師のみなさんだって本当はホワイト病院で働きたいはず。
だけど転職してもまたブラック病院に就職してしまったり、最悪もっと悪い環境になってしまわないかと不安で一歩踏み出せずにいるのが現状なのかもしれません。
そうなんだよね。あきらめて今のところで働き続けちゃうんだよね。
現状維持バイアスかかっちゃってる。
しかし上手くホワイト病院を見つけることができればストレスも軽減し、健康的で明るい看護師人生が送れる可能性があります。
そこで今回は、ホワイト病院の見分け方と特徴について説明します。
目次
ホワイト病院の特徴&見抜き方5選
ホワイト病院の特徴は以下のような内容になります。
- 基本に忠実
- 質問にちゃんと答えてくれる
- 看護や治療についての会話が聞かれる
- 新しいやり方も取り入れる
- 求人が滅多に出ない
ひとつずつ見ていこう!
①基本に忠実
やはり決められたことをきちんとしている病院はちゃんとしていることが多いです。
それって当たり前のことなんじゃないかと思うかもしれません。
だけど、基本的なことが出来ていない、していない病院もあるのです。
それでは具体例を挙げてみましょう。
感染予防の意識が低い
感染予防といえば、看護学校でも初期のころに学ぶ基本中の基本です。
しかし、意識の低い病院もあります。
例えば、感染症のある患者さんに触れる前後の手指消毒。
これは看護師なら誰もが知っている基本中の基本です。
しかしめんどくさいからとしていない病院や看護師もいます。
感染部屋に入る前は手袋&エプロンを装着するはずなんだけど、せずに入っている看護師もいました。
病院や看護師の感染に対する意識が低いよね。
他にも、オムツ交換は患者ごとに手袋を付け替えるのが基本です。
しかし使いまわしていたり素手でしているところもあります。
陰部洗浄しない時やパッドやオムツを変えるだけの時は汚れてないからと手袋そのままの看護師もいたけれど…。
便は付いたら汚いけど、尿は見た目なんともないから大丈夫というなぞの理論。
「根拠は?」と言うけど根拠の意味を分かってない
きちんと根拠を持った看護を行っているところはちゃんとした病院です。
ただし根拠について正しく理解できていない病院もあります。
「上の人が言うから」とか「今までそうやってきたから」というのは根拠ではありません。
根拠っていうのは、データや専門家が書いた書籍の内容のことなど。
看護師が適当に言った理由は根拠ではありません。
それに、昔と今ではデータが変わっていることだってあるよ。
まずは基本ができていることが最低ラインです。
その上で患者さんにとってより良いようにと工夫している病院もあります。
基本がちゃんとできている病院は、看護師にとっても給料面や働きやすさなどちゃんとしている場合が多いね。
②質問にちゃんと答えてくれる
質問に対してきちんと根拠を持って答えてくれる看護師や医師がいる病院はちゃんとした病院の可能性が高いです。
また教育制度もしっかり整っていると考えられます。
看護師同士で分からないところやどうしたらより良い看護ができるかを話し合っているような病院もあります。
そのような病院は、看護師として成長していけることが期待できる病院です。
看護師同士、切磋琢磨していける環境だね。
一方で質問に対してごまかしたり逆ギレしたり無視したりなどする看護師や医師のいる病院もあります。
それは質問された側が実は分かっていないという場合があります。
評価の仕方が教えてくれる看護師によって違って分からなかったから質問したことがあります。
患者さんの前でどの評価レベルになるか聞いてみたんだけど、質問された看護師はカルテを見て前の内容を同じものを答えました。
前の人が「1」で評価してるから同じ「1」にしようってやり方。
ごまかしながらやってる。
むしろ、分からない事は分からないと言って調べてみたり一緒に考えてくれたりする方が信頼できるでしょう。
③看護や治療についての会話が聞かれる
仕事中はもちろん、休憩中など普段から看護や治療についての話題がでてくる病院は良い病院でしょう。
患者さんのことを思ってしっかりと考えようとしているからです。
そのような話題が出てこないとしても、まだ日常的な雑談が行われているところは良いです。
しかし、患者さんの悪口や文句や不満が多い病院は危険です。
そのような病院は、患者さんに対しての扱いが良くない場合があるからです。
ブラック病院では患者さんのためではなくて、自分たちのための会話が聞かれます。
あの患者はうるさいから眠剤盛ろうとか…。
④新しいやり方も取り入れる
新しいやり方を勉強し取り入れている病院は成長していく良い病院です。
看護や医療は、昔は正しいと言われていたことが今では違うという場合があります。
例えば、昔は傷は乾燥させた方が良いと言われていましたが、今は湿潤の状態を保つのが良いとされています。
これは良く知られている例だね。
新しい情報が出てきているのに古いやり方のままってこと結構あります。
つまり、新しい知識を取り入れようとしない場合には間違ったことをしていることもあるのです。
そのため新しいやり方を更新している病院は正しいことをしていることが多いでしょう。
一方新しいやり方を受け入れずただみんながやってるからとか、ずっとそのやり方だやってきたからと古いままの場合は、昔からいる人が幅を利かせている可能性があります。
新人看護師は学んだばかりの新しい知識を持ってる。
だけど昔からいる看護師は、新人看護師の知識と自分の知識が違っていると、新人が間違ってるって考える人もいるんだよね。
古い看護師の知識が更新されていないだけ。
⑤求人が滅多にでない
ホワイト病院は求人があまりでません。
なぜなら人間関係や働きやすさが快適で、人が辞めたがらないからです。
人が辞める時といえば、看護師が結婚して寿退社するとか相手の居住地に引っ越す場合、定年退職といった場合です。
逆に常に求人が出ている病院は要注意だね!
だけど滅多にでない求人なんてどうやって探せばいいの?
ずっと求人サイトを見張っておかないといけないの?
それなら、看護師転職サイトの非公開求人がオススメだよ。
登録しておいて、ホワイト求人が出てきてから転職するっていう手もあり。
あわせて読みたい看護師が転職する時に転職サイトを利用しない方が良いって本当?(裏情報あり)
「看護師の転職サイトっていろいろあって、どれを使ったらいいのか分からない。」という看護師さんにオススメの転職サイトはこちらの3つです。
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これらの転職サイトは看護師が転職する際によく使われているものになります。
良く分からない転職サイトを利用するより安心して利用できるはずです。
うさまりこの小話
突然ですが、プレパレーションって知っていますか?
ざっくり言うと、まだ幼い子供の患者さんでも理解できるように病気や治療について説明することです。
私が子供のころはこのような考えはありませんでした。
例えば、病院に行って注射をする時。
痛いのが嫌だし針が怖くてしょうがありませんでした。
そのため、どうしてもじっとすることができません。
複数の看護師が押さえつけて腕が動かないようにして注射をされていました。
しかし今はいきなり押さえつけることをしない病院が多いです。
子供に対してでも、どんな状態でなぜ注射が必要なのかを分かりやすく説明します。
時には手作りの模型やぬいぐるみなどを使うこともあります。
私は学生の時に小児の実習でこのことを知って感動しました。
子供だから患者だから分からないだろうではなく、どうすれば分かってもらえるかと工夫をする考え方に関心したのです。
ホワイト病院でホワイトな看護師ライフを!
基礎が大事!