私の友達無事看護師になったのはいいんだけど、もう辞めたいって泣いてたよ。
大丈夫かな~?
最初は何も分からないし大変だよね。
嫌になっちゃうこともあるよね。
せっかく看護師になったのはいいけど辛いししんどい。
泣いてばかりだし辞めたいです。
先輩から怒られてばかりで凹みます。
私って看護師に向いてないんじゃないのかな。
大変だった実習も国家試験も頑張って乗り越え、新しい環境で働き始めた新人ナースのあなた。
ところが毎日仕事が辛くて泣いてばかり。
「看護師になって1年も経ってないのに、もう辞めたい!」
そんなふうに思ってはいませんか?
一方で1年未満で辞めると転職に不利だとか逃げ癖が付くとか聞いたこともあるかもしれません。
今看護師を辞めても他にできることもないし、他の病院に転職しても同じこと。
辞めたいからと勢いに任せて辞めてしまうと後で後悔する結果になることも。
そこでこの記事では、そんな1年目の看護師さんが考えるべきことを5つ紹介します。
辛い1年目を乗り越える方法が分かります。
いったん休んでみたり転職してみたりする方が良い場合もあるよ。
一緒に見ていこう!
目次
看護師を辞めたい1年目の看護師が考えるべき5つのこと
- 看護師辞めたい。だけどどうしていいか分からない。
- 苦労して取った看護師の資格。なんとか1年目を乗り越えたい。
そんな看護師さんが考えるべきことは次の5つです。
- 辛い、辞めたいと思うのは当たり前
- 自分のペースでひとつずつ出来るようになればいい
- 辛い時辛いと言っていいし、泣きたいときは泣けばいい
- 自分の味方を見つけよう
- 本当にしんどい時は無理せず休もう
詳しくみていこう!
1.辛い、辞めたいと思うのは当たり前
あなたがもし看護師になってそれほど経っていないというのなら、「辛いな」「辞めたいな」思うのは普通のことです。
だってまだ看護師になったばかりで何も分からないのですから。
先輩ナースに「そんなことも分からないの?」「できないの?」って言われているんじゃないでしょうか?
分からないしできないのは当たり前です。
先輩だって最初はそうだったはずなんです。
だけどなぜか自分が出来るようになったらできなかったときのことを忘れてしまうのです。
自分が言われてたから新人にも同じように言ってしまうんだよね。
子供のときに言われてたことを、親になって自分の子供にも言ってしまう的な。
新人ナースはまだ分からないことだらけの子供と同じようなものです。
なので否定的な先輩の言うことはそこまで気にしなくていいです。
ただし何度も言われないように勉強と努力はしていきましょう。
子供が道に飛び出そうとして「こら!」と言うのは注意。
勉強ができなくて「なんで分からないの?」と言うのは否定。
「頭悪いんじゃない?」っていうのは、言う側に教える能力がないのでしょうね。
先輩ナースの中には新人看護師や患者さんのためにと指導や注意をする人もいます。
一方で実は何も考えておらず、無意識に自分を先輩らしく見せるために言っている人もいます。
先輩看護師に質問されて、勉強していたことをきれいに答えたら黙ったり逆切れされたりしたことがあるよ。
多分「分かりません。」って答えるのを期待していたんだろうな。
「ちゃんと勉強した?」って言って先輩のプライドを満たそうとしたけど、言えなくてプライド砕かれたのね。
自分が先輩になった時には後輩を見下す目的での発言には注意しましょう。
指導目的か見下し目的か、分かる人には分かります。
厳しくてもちゃんと患者さんや新人看護師のことを考えている先輩看護師は新人も分かっています。
2.自分のペースでひとつずつ出来るようになればいい
できない事や分からない事があってしんどいのは当然です。
そこから脱したいのなら、ひとつずつでも出来るように分かるようにしていけばいいのです。
それを積み重ねることで成長していけるのです。
意外と何度もやっているうちに覚えるし、出来るようになってくるよ。
数こなすのも大事。
昨日の自分よりも1歩でも前進していればそれは成長です。
数か月、数年すればそれは積み重なって大きな成長になります。
最初から上手くできる人もいればそうではない人もいます。
自分はできないからと落ち込むことはありません。
そのうち出来るようになります。
初めて自転車に乗った時って何度もこけて失敗したはず。
いきなり乗れる場合もあるかもしれないけど。
何度も練習すればみんな乗れるようになるよ!
人と比べずに昨日の自分と比べて出来ることが増えたか見るようにしましょう。
毎日努力して頑張っていれば絶対に成長していけます。
あとからぐんと伸びる人だっています。
実のところ「出来るように見せてる」、「やってるように見せてる」っていう見せ方が上手い看護師も多かったけどね。
2年目以降はズルできるようになるしズルすることも覚えていくようになるのです。
だけど自分もそうだったからと、自分の仕事を1年目に押し付けるのはいかがなものか。
3.辛い時は辛いと言っていいし、泣きたいときは泣いたっていい
努力して頑張ってもなかなか上手くいかないことがあるかもしれません。
そんな時、もしも泣きたくなったらこっそり泣いてもいいのです。
家の中で思いっきり泣いて叫べばいいのです。
しんどい時は気はしんどいって言ったらいい。
ずっと自分の気持ちを押し殺して耐え続けていると、いつか耐えきれずにつぶれてしまいかねません。
そのため、ため込まずにうまく発散することが大切です。
たまにおいしいものを食べたり好きな人に会ったり、ぐっすり寝たりなどして上手に息抜きをしましょう。
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看護師が泣く時って許してもらおうと思って泣いているんですか?
実はお恥ずかしながら私も仕事中に泣いてしまったことがあります。
勉強してきたのにそれを否定されて上手く伝わらなかったり、自分の人格まで否定されるようなことを言われてしまったり。
そこは関係なくない?なんでそこまで言われないといけないの?
てかこんな人のもとで働くためにこれまでの人生捨ててこの道に入ったの?
大事なものたくさんあったのに捨てて得たものって何?
正しいこと根拠のある事言っても、そもそも話が通じないし。
もう、どうしたらいいの?
と頭の中がいっぱいでパニックになって涙が出てきてしまいました。
すると「泣いたら許されると思ったら間違いよ。」と言われたのです。
え…許されようとなんて1ミリも思ってないんですけど。
というか許されないといけないようなことすらしていない…。
この看護師は泣いて許されるような人生を送ってきたのでしょうか?
私は自分の意思を通す目的で泣くのはうるさい、恥ずかしいっていう考えだけど違う人もいるんでしょうね。
泣き顔不細工だからできれば泣きたくないのです。
4.自分の味方を見つけよう
味方がいると辛いことも乗り越えられます。
なので自分の味方を見つけることが大事です。
意地悪な先輩ばかりで周りは敵だらけ。
そんな状況の中にいる看護師さんもいるかもしれません。
病院によっては試練と課して新人いびりのようなことが行われるところもあるようです。
だけどどこかに自分の味方になってくれる人もいるはずです。
まず同じ病院の同期です。
悩みを相談し合える心強い仲間です。
同期同士励ましあっていくことで大変なことも乗り越えることができます。
1年目は同期のおかげで続けられました。
理不尽なことやおかしなことがあっても、共有して分かり合えるだけで全然しんどさが違う。
病院の外にも仲間はいます。
家族や友達も自分の味方になってくれるでしょう。
看護師の世界って結構閉鎖的だし外からみると非常識なところもあるよ。
この世界にしか自分の居場所がないと体が縮こまっちゃう。
外のコニュニティーにも自分を置いてみると、変な世界だなと客観的に見れるかも。
井の中の蛙、大海へ向かって飛び出すのだ!
5.本当にしんどい時は無理せず休もう
どうしても無理だな限界だなって思った時は休んだってかまいません。
体や心が限界な時に頑張ろうとしても上手くいかないですし、余計にしんどくなってしまいます。
まずは休んでエネルギーをチャージしましょう。
また「よし!」と思ったときにふたたび動き始めたらいいのです。
新人が1日2日休んだところで業務に影響は出ません。
数日の遅れくらいなら後で全然取り戻せます。
もしかしたら休ませてくれない病院もあるかもしれません。
だけどそれで無理して出勤し続けるといつか体や心を壊してしまうかもしれません。
これはブラック病院ですね。
これは辞めた方が良いケースです。
自分でどうしようもできない時は味方に相談するのも良いでしょう。
味方になってくれる先輩や家族、同期や友達が力になってくれるはずです。
自分の命を削ってまで無理するなら、いっそのこと辞めてしまった方がいいかもしれません。
無理して壊れたらなんのために働いてきたのか分からないよね。
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