看護学校の3年目といえば国試のイメージかな。
そうだね。
あとは就職活動もしないといけないね。
3年目も大変そう。
3年目のメインイベントといえば、就職活動と国家試験です。
そして、大学で言う卒業卒業論文に当たる「看護研究」もしなければなりません。
目次
3年目
授業
3年目のほとんどは実習と国試対策の授業がメインになります。
2年生のころと同じような感じで実習前にその領域に関する授業があり、実習中の木曜日と金曜日に実習の振り返りや翌週の計画を立てていきます。
国試に関しては、1~2月ごとに模試が行われます。
模試を受けたあとには、自分が間違えた部分や分からなかったところを調べてノートにまとめて提出します。成績が下位の学生は特別に補習が行われることがあります。
実習は冬までありますが、それが終わると国試対策一本になります。
学校で国試対策用の授業が行われることもありますが、基本的に学校での授業はなくなり、自分たちで問題集を解くなどして勉強していきます。
学校やどこか勉強のできる場所に学生同士で集まって勉強するような感じです。
ただ、教員に分からないところを聞いたり相談したりすることはできます。
あとは、学校外で行われる予備校の看護師国家試験対策を受けに行く学生もいます。
うさまりこの場合
私は特に予備校など行くことなく、学校で購入した過去問集と学校で受けた模試を繰り返し解いて勉強をしました。
だいたい国家試験って出るところが決まっているので、自分で勉強できる人はこれで十分だと思います。予備校は高いですしね。
ただ、この学校で購入した過去問集、解説がいまいちで分かりにくかった!
自分で本屋さんで見てみて選ぶのもいいかもしれませんね。
ちなみに、過去問が解けるスマホのアプリもあって、電車の待ち時間などのすきま時間に解いてました。
1年生の時にも試しに解いてみたことがあるのですが、意外と解ける問題がありました。
試しにアプリをとってみると、看護師国家試験がどんな感じか知ることができますよ!
就職活動
3年目の夏ごろになると就職活動が始まります。
病院付属の学校の場合、学校から採用の案内があります。履歴書など指定の応募用紙に記入をして、学校を通して申し込みます。
付属病院以外の求人についても学校の掲示板などに貼られて自分で応募することができます。
他には看護師の就職イベントに参加して、そこでいろんな病院の情報を得ることができます。
ここでは、履歴書の書き方や面接対策なども行われます。
少数派ですが、ハローワークやネットで探す人もいます。
自分の気になる病院があったら病院説明会に申し込みます。
そこで病院の特徴や採用の日程を聞いたり、病院見学をしたりすることが出来ます。同時に採用試験が行われる場合もあります。
採用試験は面接のみのこともあれば、筆記試験や小論文があることもあります。
高校からストレートで入った学生や社会人からでも若い学生は勉強のため急性期の大きい病院に就職することが多く、子供のいる方や40代以上の学生は家の近くの病院や落ち着いた病院を選ぶ人が多かったです。
看護研究(卒業論文)
看護研究は、自分が実習で受け持った患者さんについて書いていきます。
2年生のころから、どの患者さんで書くかを考えます。
どんな感じかというと、まず最初に自分が受け持った患者さんの情報を記載します。
そのあと、その患者さんの問題点について述べます。それに対して自分が何をするかを考え、1日ごとに患者さんにどの様な変化があったかや患者さんと会話や関わりを書きます。最後に考えたことや感想を述べます。
これを自分の担当の教員にみてもらいながら書き進めていきます。
最終的には教室で学生や教員の前で発表します。(といっても自分の書いたものを読むだけなんですけどね。)
学校の代表に選ばれると、その地域の看護学校が集合して行う看護研究の発表会で発表します。
うさまりこの場合 PART2
私の3年目の夏は本当に地獄でした( ;∀;)
施設に行く実習があったのですが、学生全員が前期のうちに行くことができないようで、数人は夏休みの間に行くことになっていました。
そして、私は運悪くその数人の中に入ってしまったのです。
このため、夏休みはこの実習に行って記録をしつつ、
看護研究を書いて数日おきに学校に行き教員に指導を受け、
就職活動で履歴書を書いて送ったり面接を受けたりし、
夏休みの課題をし、時々バイトもし…。
てな感じだったので、睡眠不足で頭も働かず、就活の対策も全く出来ておらず、応募先はすべて不採用(泣)
実習と看護研究が落ち着いた秋ごろにようやく就職先が決まりました(;・∀・)
ただ、国試が終わって就職するまでは長ーい冬休みになります!
だけど発表までは落ち着いて遊べないかな?
私はバイトしまくってました(‘ω’)ノ
うさこさん、なかなかハードな学生生活だったみたいだね。
本当に発狂しそうなくらいだったよ。
でも、なんとかなる!
無理するなよ!